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【就活】企業のプロダクトデザイン部門で見たポートフォリオの実情

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ポートフォリオは文字を少なく、ビジュアルをメインにシンプルに仕上げた方がよい。と言われることが常です。

なぜそのように言われるのか。現場で見たポートフォリオの実情に、その理由がありました。

ポートフォリオの鉄則

ポートフォリオは文字を少なく、なるべく説明文は短く。

背景はホワイトしてビジュアルで説明した方が良い。これがよく言われますね。私もそのように言われてきましたし、そうするものだと思っていました。

ただ、なぜそうするべきなのか、本当の理由は分かっていませんでした。「デザインがキレイになるから」程度にしか思っていませんでした。

志望者から送られてくる山積みのポートフォリオ

他の企業は分かりませんが、就職活動の時期になると志願者からポートフォリオが大量に送られてきます。机の上にポートフォリオが山積みになっていて50冊くらいはあったような気がします。あまりの多さに驚きました。

「 ポートフォリオは文字を少なく、なるべく説明文は短く。 背景はホワイトしてビジュアルで説明した方が良い。」この言葉の意味するところが、本当の意味で分かった気がした瞬間でした。

私も何冊か目を通しましたが、まず文字は読みません。仕事の合間に時間が限られた中で見るので、読むために長時間かけることは中々できないものです。それは採用に関わる人も同じで、すべてのポートフォリオをまんべんなく目を通す余裕はないと思われます。

もちろんすべてのポートフォリオを手に取るとは思いますが、一冊にかける時間は数十秒程度でしょうか。パラパラめくって眺めるほどだと思います。

この数秒でいかにアピールするか、自身のポートフォリオの編成能力が問われます。

自分の能力をどのようにして魅せるか

この短時間で自分のスキルをどうアピールするのかが、ポートフォリオ制作のうえで重要なことだと考えます。

そして、目に留まる、記憶に残してもらうことを意識したときに、どう魅せる必要があるか。

「きれいなレンダリング(画角や陰影感、雰囲気にも配慮してコンセプトが素直に伝わる画になっているか)で魅せるか」

「圧倒的な量と質のスケッチで魅せるか」「複雑な要素をまとめ上げる造形力で魅せるか」「洗練されたCMFで魅せるのか」

「実直さが光る幾度ものモックアップ検証で魅せるのか」

やみくもに作品を羅列して説明するポートフォリオを作っても目に留まらないことも考えられるので、自分のアピールしたいスキルで色濃く構成されたポートフォリオにすると個性が増して良いものへと仕上がっていくと思います。

最後に

思い返してみれば私の学生の時代のポートフォリオは、当時3Dソフトの扱いが得意ではなかったので、スケッチ+photoshopレンダリングのみで仕上げていました。転職の際は、スケッチをゴリ押ししたポートフォリオで臨みました。新卒で入った会社では、3Dできれいに仕上げたポートフォリオが多かった中で、等身大の実力が際立ったポートフォリオで分かりやすかった、とコメントをもらった記憶があります。

単調なポートフォリオになっているなと思った人は、自分のアピールポイントを意識してポートフォリオを構成してみてはいかがでしょうか?

最後までご覧いただきありました。

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