コンセプトを考える

【プロダクトデザインを独学】コンセプト立案・アイディア発想は問いの構築から。おススメの本を紹介

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コンセプトを考える
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プロダクトデザインを日常業務として行っていると、たまにやってしまうのが
リサーチを十分行わずに、さっそく絵を描いてしまうこと。

人それぞれ自分にあった取り組み方があると思うので、自分にあった方法があれば、それが一番だと思うのですが、結局、誰のためのデザインか?が完璧に抜け落ちてしまいプレゼンテーションも散々な結果になってしまいます。

デザインコンペの受賞作品や、デザイン賞を受賞する商品は、デザインに必然性が伴っています。
背景をうけて、理由や意味のあるデザインになっているのです。

ひらめいたアイディアを絵にしてみて、人に話してみたり・文章に起こしてみたりすると
意外と深く考えられていなくて、プレゼン終えるとシーン・・・なんてことはないでしょうか?

プロダクトデザインを考える際に大切なのは、「誰に向けた商品なのか」これを明確にすることなんですね。

そして「提供価値は何なのか」、「真にユーザーが求めるものは何なのか」これらを客観的にひも解いて企画を組み上げていくと商品やデザインが研ぎ澄まされ、無駄のないプロダクトに仕上がっていきます。

ひらめきを実らせていくために、本質に立ち返って問いの構築をしてみるのをおススメします。

こちらの記事は、新しい視点のアイディアを考えるのが苦手な人、コツがつかめない人におススメの記事です。
プロダクトの商品企画やデザインを実践し、考えていくうえでヒントになる内容をまとめています。

①良いデザインは、良い商品企画のもとに成り立つ

ものづくりのメーカーは、商品を量産し、多くのユーザーに届けることで収益を得ています。商品を世の中に出す以上は、当然ながらユーザーに必要とされ購入してもらう必要があります。
いくら商品の形が優れていても、ユーザーに必要とされなければ購入されず、良い商品とは呼べなくなってしまいます。ターゲットと提供価値、デザインが的を得ていないとユーザーには受け入れてもらえないのです。
デザインワークの第一ステップで重要なことは問いを見つけ出すことです。

②問いを見つけ出すヒント

目的と手段を見極めて、本質に立ち返る

皆さんは、マーケティング界隈で有名なドリルの話はご存じでしょうか?ドリルを買いに来るお客はドリルが欲しいのではなく、穴が欲しいという話。
ここで登場するドリルは手段。穴をあけるは目的です。ぶっちゃけ穴を開けられるのであれば何でもよくて、ドリルばかりに気をとられて視点を狭めっちゃいけないよ。という内容として私は捉えています。
市場が成熟した世の中では、従来の慣習や既成概念にとらわれて、今までの延長線上で物事を考えがちです。色々な価値観の中で、ユーザーが求めているものが多様化している中で、今までと同じ考え方は最適なニーズを捉えにくい性質を持ち始めています。
そこで大切になってくるのは「問い」です。穴を開ける手段はドリルしかないのだろうか?という既成概念に対する疑問や気づきです。
問いを見つけることは、本質に立ち返ることと同義で、そもそもユーザーは何を欲しているのか、再び原点に立ち返ることができます。

本質に立ち返ることで、手段と目的が整理されて思考がとてもクリアになります。
ドリルという手段におぼれず、視点を変えて物事を捉えなおすことができ、新しい切り口やアイディアが生まれやすくなるのです。

「問い」を見つけることで浮き彫りになる本質は、商品企画や商品コンセプト、デザインのヒントにもなり得る大切な要素なのです。

このような考え方は実業家のクレイトン・クリステンセンの著書「ジョブ理論」で詳しく触れられています。
ある有名企業のコンサル部門の講演会でスピーカーの方が紹介していた本で、今回の内容の理解を深めるのにとても役立つと思います。
デザイナーは理屈で考える左脳的な部分と、感覚や直観でひらめきを司る右脳的な考え方が必要ですが、左脳的なアプローチで自身のアイディアの意味付けや背景を深めるのに役立ちます。

③問いをアイディアに昇華する

問いを見つけ出したら、アイディアに繋げます。商品の本質、すなわち役割や提供価値を出発点として、シーンやターゲットを変えてアイディアを広げていくのです。
学校の授業でアイディアを多く出すことを求められると思いますが、質は置いておいて、この方法でアイディアを考えると多くの案が生まれます。一つの「問い」に対して5個くらいは思いつくかな・・・。
アイディアの質を高める点で言うと、私がよく行うのが自身の感情を捨てて、想定するユーザーにとって合理的かどうかを考えることです。
その人にとって代替えの効く他の手段が考えられれば、そのアイディアはイマイチということになります。
商品の企画そのものが合理的で理屈の通ったストーリーで組み立てられていると、後のプロダクトの造形アイディア・カラーリングにも深みが増し、良いデザインが完成していくのです。

④最後に

商品の企画と商品のデザインは表裏一体で、片方がちぐはぐであると一気に魅力が落ち込んで見えます。ご存じの通り、デザインはアートではなく目的や計画に沿って行われるクリエイティブ行為だからです。
冒頭でも記載したように、ニーズ多様化する中で企業は生き残りをかけて商品の開発をしています。誰の何のためのプロダクトなのか?アイディアに抜け穴があり、代替えの効くプロダクトには価値がなくなってしまうのです。
「問い」を立て、物事の本質に立ち返ることで良いプロダクトアイディアのきっかけを掴んでもらえればと思います。

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