デザインの本

有名プロダクトデザイナーの考えが学べる本。デザイナーを志す方へ。

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デザインの本
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今回はプロダクトデザイナーを勉強し始めた学生や社会人の方へ向けて、実際に私が読んで影響をうけたデザインに関する本をご紹介しようと思います。

①はじめに

この記事は、デザインの考え方が学べる本をご紹介します。著者は有名デザイナーの方ばかりで、考え方やデザインに取り組む姿勢は大変参考になります。
デザインの本を読んで勉強したいけど、何を読んだら良いか分からない人に向けて、最初の一歩となる本をご紹介します。

②本の紹介

デザインの輪郭 深澤直人

マルニ木工のHIROSHIMAや無印良品のCDプレイヤーなど、数多くのデザインを行ったプロダクトデザイナー界隈の有名人、深澤直人さんの本です。
深澤直人さんのデザインに対する思考や価値観に触れられる本で、デザインを初めたばかりの人には参考になることばかりです。
自分が良いと思った経験からデザインが生まれてくる、日常の些細なことにもっと耳を傾けてみようと思えた本です。

デザインの骨格 山中俊治

工学系のバックグラウンドを持ち、デザイナーとしての活躍の場が想像できない人に読んでほしい一冊。
私はこの本を大学生のころに読んで活路を見出せたような気がしています。
東大の工学系学部を卒業した山中俊治さんは、大学でデザインをまったく学んでおらず、
当時所属していた漫画サークルで描きためた大量のスケッチをもって日産のカーデザイナーに採用されたという方です。とても勇気づけられました。

生きのびるためのデザイン ヴィクター・パパネック

これを初めて読んだのは大学4年生のころです。ゼミで教授にオススメされて読み始めました。
読み応えのある一冊。初版は1974年ですが、「デザインとは本来こうあるもの」が綴られています。
50年ほど前の本ですが、プロダクトデザインは持続可能で環境に悪影響を与えてはならないと謳っています。
デザイナーの教養として読んでみてはいかがでしょうか?

森 正洋の言葉。デザインの言葉。 森正洋を語り・伝える会

白山陶器の醤油差しをデザインした著名デザイナー。白山陶器の社員デザイナーとして勤め上げた経歴があります。
生活の道具として、器がどうのようにデザインされているかが分かります。
また、森正洋さんのデザインに対する熱量にも感化され、読んだ後は身の引き締まる思いでした。
何でもない物にこそ、深くデザインが探求されているのだと学ぶことができる一冊です。

フェラーリと鉄瓶―一本の線から生まれる「価値あるものづくり」  奥山清行

著名なカーデザイナー奥山清行さんの著書です。
デザイナーとしてものづくりに挑むマインドや心構えなど参考にしていました。
イタリアと日本との働き方・文化の違いなどデザインやものづくり以外の面でも
大変興味深く、面白く読み進められました。

③最後に

デザインの勉強は奥が深いです。残念ながら、この一冊を読めば間違いない。というものは存在しません・・・。
色々な本を読み、様々な知識や教養を身に付けて自分なりのデザイン哲学を身に付けてください。
その哲学こそが、デザインのオリジナリティを生む原動力になると思います。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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